【暴露】FXの「先出し」って本当に信用できるの?違法性・嘘・見抜き方を徹底解説!

株・FX

「今からロング入ります」「ここでショートしました」
こんな“先出しトレード”をSNSで見かけたことはありませんか?

FX界隈ではX(旧Twitter)やLINEオープンチャットなどで、「先出しトレード」を売りにしているアカウントが増加しています。
一見「本物のトレーダー」に見えますが、中には悪質な詐欺師も混ざっているのが現実です。

この記事では、FXの先出しの仕組み・違法性・偽トレーダーの見分け方などを、初心者にもわかりやすく解説していきます。


FXの先出しとは?

FXの「先出し」とは、これからエントリーする(またはしたばかりの)トレード内容をSNSなどで公開する行為を指します。

先出しの例

  • 「ドル円146.800でロング入りました」
  • 「ここで反転しそうなのでショート狙ってます」

これらは一見リアルタイムで公開されているように見えますが、後出しで加工・削除されている可能性もあり、注意が必要です。


FXの先出しは違法?

基本的に、個人が自身のトレードをSNSで投稿する行為自体は違法ではありません。

ただし、有料販売・勧誘・サロン運営などを絡めると、金融商品取引法の違反にあたる可能性があります。

違法となるケースの一例

  • 免許なしに「有料シグナル配信」や「資産運用の助言」を提供している
  • 嘘の成績を掲載して投資を勧誘している
  • フォロワーに「確実に儲かる」などと誇大広告している

このような行為は、詐欺罪・投資助言業違反・景品表示法違反などに該当する恐れがあります。


結局X(Twitter)などの先出しは全部ウソになるの?

結論から言えば、すべてが嘘ではないが、嘘も多いです。

以下のような投稿には特に注意しましょう:

  • 「毎日20連勝しています」→ 過去投稿の削除や修正が可能
  • 「証拠画像あり」→ 実はデモ口座や加工画像の可能性
  • 「生配信でリアルタイム」と言いつつ、実際は録画や再編集

本当に実力があるトレーダーほど、過剰な自慢はせず、堅実に記録を公開しています。


FXの先出しをする偽トレーダーの特徴とは?

1. 過去投稿がやたら消えている

→ 不都合なトレードや負けを削除し、「常勝トレーダー」を演出。

2. 利益画像だけでエントリー根拠が一切ない

→ 数字の羅列だけで分析・根拠がない投稿は要注意。

3. 購入リンクやLINE誘導が異常に多い

→ 商材屋・サロン勧誘目的の可能性が高い。

4. ロットが異常に大きい(資金に見合わない)

→ 実際はデモ口座での表示だったり、証拠が曖昧なことが多い。


FXの先出しにおけるメリット

もちろん、健全な範囲での先出しには以下のようなメリットもあります。

  • トレードの透明性がある(後出しより信頼できる)
  • 自分のエントリー根拠をアウトプットできる
  • 同じ相場を見ている人と意見を交換できる
  • フォロワーにとって勉強になる

本物の先出しトレードは、成績よりも「思考過程」を共有するスタイルです。


FXの先出しにおけるデメリット

  • 信用性を偽装しやすく、詐欺まがいの商法に使われやすい
  • 負けトレードの隠蔽・投稿削除が簡単にできる
  • 読者が「真似して負けた」とクレームを入れるリスクもあり
  • 見ている側も“過信”しすぎて自分の判断力が鈍る

つまり、「誰かのトレードに乗る」だけでは、自分の成長や勝率向上にはつながりません。


まとめ|“自分で考える力”が結局いちばん強い

FXの世界では、「先出し」や「派手な利益報告」に惑わされがちです。
でも、本当に大切なのは“勝ってる人”ではなく、“考えてる人”を真似ること。

  • エントリーの根拠があるか?
  • 勝ち負けを隠していないか?
  • サロンや有料誘導ばかりしていないか?

このような視点で「先出しアカウント」を見るだけでも、騙されにくく、強くなれる第一歩になります。

タイトルとURLをコピーしました